メッセージムービー理論
水族館で飼育員の笛の音やジェスチャーで様々なかわいらしい動きをしてくれるイルカ、かの有名番組にも出ていて、人間と同じような動きをしているお猿さん、盲導犬や聴導犬など様々な場面で活躍するわんちゃん。みなさん、たくさんの賢い哺乳類がいることはすでにご存じです。
こんなことを思ったことはありませんか?
「もっとうまく彼らとコミュニケーションが取れたらなぁ…」
「もっと簡単にコミュニケーションがとれれば、動物にも人間にとっても素晴らしい世界が広がるのになぁ…」。
私もこのようなことを常々思っていました。
10年以上考え抜き、ついに素晴らしい理論を思いついたのです。
「賢い哺乳類であれば、紙芝居のように動画を見せれば、人間が動物に伝えたメッセージを理解し、実践してくれるのではないか?」。
もちろん動物にとっても、人間にとってもwin-winな関係になるように。
みなさんも私の考えた「メッセージムービー理論」、興味がありませんか?
これからいくつかの例で説明していきます。
イルカのバブルリング

- 人が手を挙げていて、イルカがバブルリングを出している動画を見せる。
(周りの観客が拍手して喜んでいる様子も) - バブルリングを出した後,飼育員から大好物の餌をもらう動画を見せる。
イルカが人を助ける
- イルカに孤島にいて悲しんでいる人の動画を見せる。
- イルカが助けに行く動画を見せる。
- イルカが人を助け、人がたくさんいる島に連れていき、みんなが喜んでいる動画を見せる。
- 助けてもらったお礼に、イルカに大好物のエサをあげる動画をみせる。
イルカが人をのせて移動する

- 人がイルカにある合図(手を挙げるなど)をしている動画を見せる。
- イルカが合図に気づき人を乗せる動作をする、人はイルカの背中に乗る動画を見せる。
- 人がイルカに乗って喜んでいる動画をみせる。
- 目的地に着いた後、人から大好物のエサをもらう動画を見せる。
イルカが海底のものをとってくる
- イルカに人が海底に物を落としてしまい悲しんでいる動画を見せる
- イルカが海底に沈んでいるものを取りに行く動画を見せる
- イルカが落とし物を海上にもっていく動画を見せる。
- イルカが落とし物を落とし主に渡し、人が喜んでいる動画を見せる。
- 落とし主は喜び、ご褒美に大好物のエサをイルカがもらう動画を見せる。
サルが人間が自力で取れない木の上にいってしまったものを取りに行く

- 子供が風船を気に入っている動画をみせる。
- その風船が風に飛ばされ、子供が悲しんでいる動画を見せる
- 風船が人が届かない木の上にいってしまい、子供が泣いている動画を見せる。
- サルが風船がある木を登る動画を見せる。
- サルが木の上にあった風船をとり、子供が泣き止んでいる動画を見せる。
- サルがとってきた風船を子供に渡し、子供が喜んでいる動画を見せる。
- 子供が風船をとってきてくれたお礼にサルの大好物を渡す動画を見せる。